こんばんは。
家造りが大好きな市川です!

伝統を貫くって事はとっても大事な事なんですね!

今日は仕事の様で遊びの様で、

初夏の香りのする気持ちの良い1日を、

昼間っからビールを呑んで過ごす大人な私です。
{D2182506-6258-4EF7-B3EC-1171216D5A26}

そんな朝新聞を見ると、その見出しに目が停まった。

「ビール王国500年の掟」

それはドイツの事、ドイツには500年前に制定されたビール製法に関する厳格な法律があります。

それは「最古の食品関連法」とも言われ、

現在ユネスコに無形文化遺産の登録をも目指す古くからのルール。

それは「純粋令」と言い1516年、ビールを作る工程で時のバイエルン公が他の混ぜ物を防いで、

品質を向上させる事を目的に「ビールは大麦・ホップ・水だけで作るべし」と定めた法律。

んっ?

改めてビールの製法をみると、

日本では米やトウモロコシなども加えてるし、

ベルギーではハーブや果実も入れたものもビールとして製造されていた。

日本では酒税法の絡みから、

発泡酒や第3のビールといった製品が世に出回ってます。

「やっぱり本物のビールは美味しい」とか、

「発泡酒とは違ってコクが違うなー!」

なんて言ってるけど、日本で論議されるビールとはなんぞや!

とはちょっと捉え方が違う様だ。

ドイツはその伝統に対するアイデンティティが半端なくあるんだなと感じた。

その伝統の製法で作られるビールは1300もの醸造所で5500種類ものビールが製造されている。

恐るべき歴史でさすがドイツビールといったところでしょう。

でも現在そんなドイツ内でも、

旧態依然とした考えに異論を唱える人もいる様です。

でもやっぱり伝統なんでしょう「純粋令」を維持すべきだと思う国民が殆どで、

特に18歳~29歳の若者層で89%の指示を受けている事はすごい事だと思うんです。

どんなに文明ご発達しても、

文化を守る、その事はこれからの文化の創造にとっても大事な事なんだなって、改めて感じた。

そんな日本も日本酒の歴史は深い。

現在1700とも1800ともいわれている蔵元の数ですが、

日本酒の消費量は年々減っているとか。

日本と同じく文化を重んじている国。

この日本酒の文化もまもらなくてはと、

改めて気づかされたドイツのビール事情。

何となく親しみのあるドイツだけに、

自国の文化と重ねて考えさせられた記事でした。

そんな今日は両国の歴史と文化に敬意を表し、

ビールと日本酒で一杯やろうかと思う、そんな緑の日なのでありました。

—–