こんばんは。
家づくり大好き!市川です!

内装材の規制や制限は人の安全の為!

建築関係の仕事をしていると、

色々な部分で法律や条例の制限がある事を実感します。

建築とはただ建物やその空間を作るだけではないのです。

多くの市民の生活の安全や財産の保護といった大事な側面をもっています。

だから色々な制限が設けられている業界なんですね。

その中でも一番大事な人の安全や健康に配慮した観点から大きく分けて2つの事があります。

1つは地震や火災などで建物そのものが壊れにくく、

そして燃えない、又は燃えにくいといった性能に関しての制限。

あと1つは人の健康に対しての制限やルール。

燃えないとか壊れないといった建物の性能はかなり進んでいて、

高性能で安全な建物が実現出来ていますね。

もう1つの健康に対しの規制、シックハウス症候群への対策。

俗に云うホルムアルデヒドの使用制限などいわゆるF☆☆☆☆(フォースター)の建材への制限が主になっています。

でもこのシックハウス症候群に対してはまだ完全な原因が分からない事もあって完璧ではありません。

そしてたとえF☆☆☆☆だから大丈夫って訳でないのです。

ホルムアルデヒドの発散が0ではないからです。

ですからF☆☆☆☆だからといって内装材や家具の多くに採用したらトータル的に発散量が増えてしまいます。

そして他にも色々なアレルゲンや未知の物質による影響はまだまだ分からない事が多い。

だから私は出来るだけ自然界にある素材を多く採用したいと思っているのです。

F☆☆☆☆も極力少なくして特に仕上げ材は天然素材を使う事を勧めていますね。

科学や技術の進歩が進むほど、

人は自然界との関わりがとっても大事になると思うのです。
—–