こびとのいえ moom の市川です
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現在中古住宅の市場では全国で空き家と言われる住宅は約800万戸、内半数が賃貸で、旧耐震基準のストックは100戸。
この100戸はの空き家は実際市場での価値は無く、現状では建替えを余儀無くされています。
日本における住宅の寿命(価値)は欧米、特にヨーロッパの半分以下の30年ほど、そして躊躇なく建替えられる。。
旧耐震基準の建物は論外で当たり前の様に取り壊されてしまいます。
新築着工件数は毎年減り、100万戸はとうに割っている、新築住宅の市場が減りつつある中この旧耐震基準の住宅の建替えが唯一の市場なのです。
そして長期優良住宅へと変わる事は決して反対はしません。
むしろ長期の性能価値は資産としての評価に繋がりますから。
でも私は思う、旧耐震基準の住宅を本当にゴミして良いのか。
本当のエコってなんだろう。
新しく、エコなパッシブハウスは確かに素晴らしいと思います。
そんななか、旧耐震基準の住宅でも末期状態の住宅でも、生きながらわせる事は意義があるんじゃないかなって。。
私はそこに意義のある大義を感じ実践していく事をライフワークにしたいのです。
この築44年の一軒家、これから大手術を仕掛けます。