家づくり大好き!市川です!
本物と偽物。
定期的にこのテーマでブログを書く事があります。
言葉から連想するに「本物」には真実とか真価とか価値の高いものとか、
そんな高貴なイメージを感じます。
反対に「偽物」には字のごとく偽りであって、
騙すとか、定価値、ハリボテ、など、かなりマイナスで、
ネガティヴなイメージでとらえますよね。
でもその事が真理に反してなければ、
決して悪では無いと思うんです。
例えば「フェイクファー」とか「フェイクレザー」とか、
本物の方が嫌悪感抱く場合もありますよね。
私達の業界も同じです。
むやみに自然を破壊してまで手に入れる素材にあまり価値を感じません。
かといって、化石燃料を無駄に使う科学素材もどうかと思います。
私達の目指すことは再生。
今ある物、素材を上手く再生して新たな役割を与える事。
その事が最も大事な真理と捉えてます。
その事を大事に考えていけば、
取り扱う物が本物だとか偽物だとかは、
重要では無いと思います。
要はこの世に産まれた素材は自然界からであれ、
人が創り出したものであれ、
あり続ける以上、使い倒してあげる事が、最も大事な事だと思うのです。
それがこの地球に対しての尊厳な気持ちだと深く感じるのであります。
帰りの車窓から思った事でした。