古いもの。

アンティークやビンテージを楽しむ人って結構多いですよね！

私もその一人なんですが、実は若い頃、特にバブルの時代は、なんでも新し物好きで、家電や車なんかもスペック重視でガッツク様に求めてました。

なんでこの歳になって古い物が好きになったんだろうとふと思った。

べつに保守的になったとかガッツク気が失せたのではないのだ。

んではどうしてか…

多分人生をそれなりに長く過ごしてきた事で、経験の蓄積が増えてほんの少し経年の深みの楽しみが分かってきたんじゃないかと。。

若い時は過去より未来！未来！って粋がってました。

でも今は今日までの人類の歩み、歴史、先人の礎にすっごく重んじる自分がいるのです。

だから最近、いやここ数年大河ドラマは欠かさず観ている。

歴史を理解しリスペクトして楽しむ事が出来る様になったのかもしれない。

そしてそれは今の仕事に繋がってるのです。

古物商の許可証！
イベントで作った漆喰泥だんご！
これはドイツ製の古いレタースケール！

古い物、特にアンティークと言われる物に対して人の念とかネガティヴな印象を抱く人もいるけど、私は真逆！

長い年月壊されたり燃やされたりせず、人から人へと伝えられ使われ続けてきた物や道具、はたまた建造物は大事に受け継がれてきた愛を感じざるをえないのです。

だから私はそんな物達が大好きなんです。

そこに気付けた事にはとっても意味があるんです。

そして更に感じた事は、古いも物を大事に思う事、それは究極のエコなんだと気づいた事、改めて歳を重ねてきた意義を感じたそんな今日この頃でした。