こんばんは。
家づくり大好き!市川です!

本物も偽物も、全て自然界から生まれたものだと思うのです。

僕はこの職業に就いて30年になる、

もともとイラストとか2次元のデザインが好きだった。

いつの日か手に触れて、使われる道具に興味を持ち始め、

それは椅子や収納といった家具への興味へと変わっていったのです。

やがてそれらの物や道具がおかれている空間へと自然に興味が進み、

現在の仕事へと繋がったという訳。

ただ2次元のデザインから3次元へと変わって現在まで、

共通の事柄があると最近改めて感じた。

それは素材。

物が作り出される時に、使いやすさとか、見た目の美しさとか、

それらが生み出される過程で、

大事なこと、それは素材だという事。

手に触れて感じる素材。

目に映る素材。

たとえフェイクでも、

たとえ人間が開発した新素材だとしても、

私は大きくひっくるめて、

それは自然界からうまれた物だと捉えています。

その物の魂を受け止め、理解し、

使ってあげる事が私の天命だと思うんです。

本物とは何か、それは決して自然界にある物だけではないと思います。

確かに自然からなる物や素材には神秘さの様な独特なものも感じられます。

でも人は絵に描いた物やフィクションで作られた物語や映像に感情を移入して、

一喜一憂することも出来る。

多様に感じる事が出来るのです。
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(これらは全てフェイクです)

本物も偽物も空間作りにとっての役割に違いはないと思うんです。

私はこれからも人に影響を与えられる空間作りを色々な素材や手法で提案できたらと、

改めて決意した、新年度の始まりなのです。


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